車いす女子?のゆるーいブログ

気づいたらアラフォーの車いすユーザーが、頑張らない程度にライフハックや人生観を綴るブログ

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真実はいかに? 服装で助けてもらいやすくなる問題!?

こんにちは!
車いすユーザーのカクテルです。

詳しいプロフィールはコチラをご覧ください。

 

今回は、車いすユーザーになってからの服装について、綴ってみたいと思います。

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服装で手を差し伸べてくれやすい気がする

※これはあくまで私の感覚であって、本当のところは分かりません。

 

車いすユーザーになって、着られる服が制限されるようになり……。

それから年齢も重ねたので、服は大人らしいキレイめなものが多くなっていきました(笑)。

 

たぶんヘアメイクなども影響しているとは思いますが、全体的に柔らかい雰囲気になると、困っているときに知らない人が声をかけてくれたり、助けてくれる回数が増えた気がするのです。

健常時代の服装

10代なんかは、いわゆるギャル寄りの服装が多かったです(笑)。

 

バイト代を渋谷・新宿・池袋あたりの服屋さんにつぎ込んでいた気がします。

 

購入していたショップは、今まだあるブランドで言えば『LIZ LISA』『INGNI』『EGOIST』『MOUSSY』『SLY』『ESPERANZA』など……。

 

わりとピッチリとフィットした、何系っていうのでしょう?

色味もブラックやアースカラーが多めで、ちょっと近寄りがたい感じ……?

今回の記事を書くにあたり、今の109の公式サイトを見にいったらほとんど知らないお店で、時を感じました……(苦笑)

今までの服が全て着れなくなった

事故に遭ってすぐは浴衣やパジャマなどを着せられていましたが、家に帰れば勿論、外にも着ていける服を探すわけで……。

 

頸髄損傷者は、多くの人が腹筋を使えません。機能していないから腹部もたるんで見えてしまうし、車いすにダラッと座るというか、常に背もたれに寄りかかっているので服が多少ずり上がります

 

なので、今まで着ていたピッチリ小さめのフィットする服が着られなかったり、背中側に金具や紐があるものも着られないなど、体型は筋肉が落ちてむしろ痩せているのに、持っている服が全て着られなくなりました(泣)

いい機会だから路線変更を試みる

事故に遭ってから社会復帰するまで2年間あったことが一番大きく、意識や好みも変わってきていたので、これを機に思い切って路線変更!!

『気が強そうに見えると、それだけで酔っ払いや変な人に絡まれやすいと聞いたことがある』

『これからもし1人で外にいて困ったときに、きっと可愛らしい見た目のほうが助けてもらいやすいのではないか』

経験談などから独自に考え、お腹周りをふんわりカバーできて、色味も明るい色を多く取り入れ、カジュアルな王道キレイめファッションにシフトしていきました。

過去の助けられた実体験

トイレのドアが重すぎて開けられない

これよくあるのですが、車いす用のトイレなのに、ものすごく重い扉のときがあるんですよ……。少し開けられても、入っていこうと車いすに手をかけている間に扉が閉まるという……(汗)。もがいていたときに男性女性関係なく、駆け寄って助けてくれたことがあります!

駅で案内を待っているだけだけど

駅員さんに待たされて暇をぶっこいてる間、おばあさんや若い女性などわざわざ寄ってきてくださって、「何か困っていることありますか?」と声をかけてくれたことがあります。

ボーっとしてるから、途方に暮れた困った表情に見えるのかもしれませんが……(苦笑)。

道や席を譲ってもらいやすい

混雑してる道で四苦八苦していたら、気づいた方が他の人に声をかけて道を開けてくれたり、行列・満員のエレベーターを進んで降りて変わってくださる健常者がいたり、電車の中の隅っこのスペースに最初から居た方が声をかけてきて譲ってくれたりしました。

 

こういう些細なことでもすごく助かる!

印象として

「なんだ、普通のことじゃん」「そんな場面に出くわしたら普通に助けるし声かけるわ」と思うかもしれませんが、意外とスルーされたり、酷いと口論になるケースもあったりするんです!

 

口論になる人はよくSNSで「こんなことがあった」と発信していたりするのですが、決まって気が強そうなメイクをする人だったり、口調がキツイ人が多いです(苦笑)。

 

私も、真っ黒な服装で帽子を目深にかぶっているときなど、表情が見えないときはわりとスルーされがちなので、やっぱり雰囲気で「話しかけられない」って思うこともあるのではないかな?と感じます。

 

本当に服装やヘアメイクが関係しているのかは分からないけど、わりと派手な恰好やキツめのメイクをしていると、不思議とそういう助けってないんです……!!

助けがあるからいい・ないからダメとかでもなく、『助けてもらうためにやりたいメイクやファッションを諦めた』わけでもなく、私は私の考え方で、年相応のファッションをしているだけで、無理はしてないですよ!

 

実感としてあっただけです。

 

 「障害者に声をかけたら感じ悪くされたから、もう声をかけるのはやめる」という方も中にはいるようで。それはとても残念なことだと思っています。

 

だから私は、声をかけられればたとえ必要ない場合でも全力で明るく「大丈夫です、有難うございます!」と笑顔で応えるようにしています。


自分の障害のレベル的には助けてもらえるに越したことないので、勇気をもって声をかけてきてくれた方に、嫌な思いをさせたくないからです。

 

また緊急事態宣言が出るようですね。

早くコロナが終息して、また1人で公共交通機関を使って出掛けられるようになってほしいな~と思います。

 

 

最後まで読んでくれて、有難うございました♪

cocktail