車いす女子?のゆるーいブログ

気づいたらアラフォーの車いすユーザーが、頑張らない程度にライフハックや人生観を綴るブログ

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コロナ禍で変わった車いすユーザーの暮らし

こんにちは!
車いすユーザーのカクテルです。

詳しいプロフィールはコチラをご覧ください。

 

今回は、ちょっと遅れ馳せながらも、コロナ禍に変わったこと、変えたことを綴ってみます。

持ち物について

今までも障害上、インフルエンザや風邪をひくだけでも肺炎になって死にかけるような呼吸機能も弱い私だったのですが、今までは病院にマスクはしていっても、用途としては『すっぴんを隠すため』や『冬の冷たい風から顔を守る防寒具』的なもので、遊びの外出などでは気にしていませんでした。


ですがやはり不織布マスク』と『除菌スプレー』は必ず持ち歩くようになりました。街に設置してある消毒液は、手が届かなかったり、足で踏んでスプレーするタイプだったりで、使えないことが多いからです(泣)。

 

この障害で風邪をひくことの大変さを綴った記事がコチラ↓↓↓

……風邪ごときで、こんな体験したことあります???

仕事について

私は障害者になって一般企業に障がい者雇用で復職してから、ずっと在宅で仕事をしています。なので幸いなことに、仕事面では何も変わりませんでした……!


コロナによって職を失っている方も多いなか、少額でもお仕事があることは本当に救いです。

友人とのお付き合いについて

めっきり減りました。2020年は「どうしても今、会っておかなければ……」という方限定でしか会いませんでした(多分2~3人)。あとは電話!


もとから「話すだけならわざわざ会わなくても良くね?」とか思っちゃうタイプで、メイクや外行きの服に着替えるのは面倒なんだけど……とも思ってしまうので(最低)、世の中がリモートに好意的になってくれたことで付き合いが楽になった面も……(苦笑)。

生活を助けてくれる人について

私には入浴支援のヘルパーさん、訪問歯科、訪問リハビリの先生が入っています。

 

入浴は仕方ないとして、リハビリと歯科はしばらくお休みしました。リハビリでストレッチをしないでいたら体に限界がきて、今では仕方なく復活したけど、お互い必ずマスク着用。入浴支援ではヘルパーさんが暑いなかマスク着用で頑張ってくれて、前よりはなるべく話さないようになった気がします。

 

どの支援でも、必ず検温をお願いされるようになりました。

 

他の障害者からの体験談で、コロナを理由に事業所側から支援を中止されてしまうこともあったようで、私が契約している事業所は理解があって助かっています。

外出について

毎週末どこかしらに出掛けていた私ですが、コロナが流行りだしてからは公共機関を使わなくなりました

 

やはり車いすユーザーは顔が低い位置にあるので、飛沫を受ける確率も上がりそうだし、どうしても介助してもらう分、人との関わりが不可欠。もし感染してもどこで感染したか分からないだろうし、呼吸器が弱いので怖くなりました。

 

外出は車オンリーで、ドライブくらい。降車はトイレに立ち寄るときのみになりました。緊急事態宣言が出てからは、家族に独自の『外出禁止令』を出され、唯一出掛けるときは通院や役所関係のみ(笑)。

通院について

これが一番変わったかもしれません

 

私は常用薬があるので、定期的に病院へ行く必要があるのですが、やはり病院は一番怖い場所……。薬をもらう病院、検査を受ける病院など複数通っていましたが、クラスターも出ていたし、できる限りは通うのを一旦やめました。

 

薬をもらう病院は電話診療にしてもらいましたが、結局は処方箋を取りに行って薬局に行かなければならず、疑問に思い始めて見直すことに。

 

訪問医療を紹介してもらいました!

 

月1で担当医師と看護師が自宅へ来て、その場で処方箋を出し、提携している薬局にも私の担当薬剤師ができ、届けに来てくれるようになりました!

 

今までの通院は1日がかりで大変で、担当医は障害の知識が無く、いつも頓珍漢な質問をされ疲弊

 

病院受付での「今日はどうされました?」や、薬局での「こちらのお薬は~」と毎回説明される煩わしさが地味にストレスでしたが(お薬手帳は出している)、担当がつくことで解消されたし、届けてくれるから天候関係ないし、家族に通院のサポートをお願いしなくていいし、病院に費やす時間も減って、ものすごく負担が軽くなりました!!!

人生について

コロナに万が一感染したら、私の場合はエクモ(人工心肺)に頼らざるを得ない状態になる気がします。

 

そんな不安を抱えながら今も毎日生活しているわけですが、両親もなかなかの年齢で、何が起こるか分かりません。今までの生活を見直して、なるべく1人になっても生活に困らないよう、サービスを受けられるところは変更していく。

 

そして、もっと先のことも考えるようになりました。万が一死んでしまったり、意思疏通ができない状態になったときです。

 

前々からふわっとは思っていて、とあるノートを購入していましたが、そのまま白紙になっていました。でも「ちゃんと書かなきゃ」と、まとめ始めました。

 

そのノートがコチラ↓↓↓

たまたま見つけて買っておいたのですが、全然開かず……でもいざ何かあって、親族が「こんなのある!」って開いたときに「白紙かーーーい!!」ってならないよう、書こうと決心(笑)!

 

エンディングノートって、わざわざこんな高いノートではなく普通の100円ノートに書いてもいいのだけど、意外と書き漏れがありそうというか、実際まだ身内が死んで「遺してくれなかったから困った!」なんて事態に出くわしていないので、ぶっちゃけ何を書いておけばいいのかよく分からない……。

 

そんな場合でも『銀行口座等資産』、『連絡してほしい友人リスト』だったり、意外と知らない『延命措置』や『葬儀』の意向、『家系図』まで書ける項目など、詳細に載っています。『ペットについて』などは、離れて暮らしている場合にすごく役立ちそうだな~と感じました。


1冊購入して、他の家族は見本にして普通のノートに書いてもいいのかも。

 

私は若くして事故で死にかけています。


「まだ若いから大丈夫」と放置していると、多大な迷惑をかけるのだろうなと思うと、まだ死ぬ気はないけど!!!こういう準備も年齢関係なく必要だなと感じます。

 

以上、コロナ禍で変わった話でしたー!

 

 

最後まで読んでくれて、有難うございました♪

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