ここまでくると忘れそうな『特別?』な日
こんばんは!
車いすユーザーのカクテルです。
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私にとってある意味、特別な日がやってきました。
毎年、忘れている
私の障害者人生が、今年も更新されていきます。
ここ最近は、1年が本当にあっという間。
「歳をとると1年が早い」とは言いますが、本当に早い気がしちゃう。
因みに、早いと言われる理由のひとつに『ジャネーの法則』がありますが、皆さんはこの法則、ご存じでしたか?
私はつい最近、こんな法則あったのか……と知ったばかりです。
<ジャネーの法則とは>
19世紀のフランスの哲学者・ポール・ジャネが発案し、甥の心理学者・ピエール・ジャネの著書において紹介された法則。主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く評価されるという現象を心理学的に説明したもの。
例えば、50歳の人間にとって1年の長さは人生の50分の1ほどですが、5歳の人間にとっては5分の1に相当します。50歳の人間にとっての10年間は5歳の人間にとっての1年間に当たり、5歳の人間の1日が50歳の人間の10日にあたることになります。
つまり、ジャネーの法則では「生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢の逆数に比例する(年齢に反比例する)」ということ。
他にも、未経験のことをやっているときは意識に強く残るので、時間が長く感じます。反対に、慣れてしまうと時間の長さが気にならなくなり、あっという間に時が過ぎたように感じます。
歳をとると未経験のことがだんだん少なくなって、日常にあまり変化もなくなるので、1年もあっという間になってしまうのですね。
悲しい(苦笑)。
でも、新しいことを始めるのも結構疲れるから、悲しいながらも退屈なままでいたい気もしてしまう(汗)。
それに私の場合、この時期は複数人の誕生日が重なっていたり、父の日・母の日があったりで、プレゼント探しに悩んでいる時期(笑)。
私のなかでは毎度悩んでいて結構忙しい時期なので、今となっては『事故に遭った日』のことなんて忘れていて、「気づいたら1週間過ぎてた」なんて勢いで過ごしています。
でも事故に遭ってから数年は、毎年、その日の私が事故に遭った時間にさしかかると、『何年前の今頃、私は車に引きずられたんだろうな』とか、『今頃、救急車の中で家族と電話したのかな~』なんて思ったものです。
なにがあるわけでもない
結局のところ、この日が来たからといって何があるわけでもないんですよね。
『記念日』というには複雑な日だし、『特別』というわけでもないし、これからも死ぬまで更新し続けるわけで。
でもやっぱり、何となく気に留めてしまう日です。
歴代のお付き合いした人との『付き合った記念日』や『その人の誕生日』などは、その当時はちゃんと覚えていてお祝いしていたけど、今はもう日にちまでは思い出せない。
それは『ちゃんと、思い出になっている』ということなのかな、と勝手に思ってみたり。
その点、忘れてもいるけど、ふと思い出しては「今日で〇年か~」なんて考えるこの日は、どういうことなのでしょうね~。
結局、何だかんだで忘れることはない、のかな?
本当に何があるわけでもない(笑)
事故当時は、家の中がお通夜状態でどんよりしていたらしいし(後日談)、
たぶん家族は今でも覚えているっちゃー覚えているのだろうけど、
誰も「事故に遭った日だね!」なんて言わないし、本当に普通の日なんですけどね(笑)。
ブログを書き出して、「何かネタないかな~」なんて思うようになったら、ふと思い出したから書いてみました。
最近はいろいろな方のブログも見て、どんなことを書いているのか勉強するようにしているのですが(少ししか見れていないけど汗)。
『このブログは、今の私が、未来の私にむけた、最高のプレゼントになる予定』
そう書いているブロガーさんがいて、素敵な考え方だと思いました。
私も、数年後の私がこれを見て、
「あ~、このときはこんな考えだったな」とか、
忘れていた何かを思い出すキッカケになるブログを作っていきたいと思います。
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最後まで読んでくれて、有難うございました♪
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おうち一人作業なので、交流がしたい(笑)!!
cocktail